お知らせ
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味覚障害について
2022.09.26
お知らせ
こんにちは。
日常の生活を過ごす中で気になる身体の症状はよくあるものです。
私にとって興味深いのは、例えばコロナの後遺症です。
今回はその後遺症の一つ、味覚障害を取り上げてみたいと思います。
これは一般的には、舌の感覚器官と味覚神経の異常、或いは亜鉛の不足が原因とされていますが、東洋医学では違います。
その違いとは何か。
まず、末端の異常は五臓六腑が原因と考えます。
経典『霊枢』脉度篇に「脾和すれば即ち口能く五穀を知る」とあり、
脾(私見では消化器官の機能の総称)が正常であれば味覚がはっきりするのです。
ですから施術は消化器官を整えることがその中心となります。
さらに特定の味覚のみ感ずる場合もあります。
私が遭遇したのは、苦みを常に自覚する後遺症でした。
これは体に熱がこもっている状態です。ですから、熱を取るように体を整えていくのです。
このように東洋医学には西洋医学とは違うアプローチの仕方があり、
症状を軽減、消失させることができることがあるのです。
これからもこのような形でブログに綴っていきたいの思います。
最後までありがとうございました。